人間は他の動物と比べて音に対してはあまり敏感ではありません。また、人により、そして年齢により聞こえる音が異なります。大きな音だからといって騒音と感じるわけではなく、通過する電車の音よりも、車内のひそひそ話や携帯電話の声の方が逆に耳障り、騒音と感じることはありませんか?ひそひそ話は、聞こえそうで聞こえない、別な意味で「気になる」というのが騒音と感じる真相のようです。また電車内の携帯電話は、それ自体は大きな声ではないのですが、携帯電話の場合は、一方の会話しか周りの人には聞こえないのでリズムが取れない、というのがイライラする原因のようです。このように騒音には様々あり、人によりその感じ方は異なります。騒音に関する法律は、昭和43年に施行された騒音規制法、平成5年に施行された環境基本法があります。これは工場や工事現場、乗り物による騒音を規制した法律であり、音の大きさであるデシベルで定めた法律です。しかし私たちが実際に騒音と感じるのは、音の大きさよりも自分の生活ペースとは異なるリズム感のようです。電車や飛行機の騒被害音も深刻ですが、蛇口からポタポタ落ちる水の音の方が気になって眠れない、これを直接規制する法律は現在のところありません。